いい天気で何よりです

考えをめぐらせることが趣味の19歳。自分でも把握してない頭の中を少しずつ記録してみます。とりとめのないこともろもろ。

この本がそばにあるだけで幸せな気分になれる


f:id:totoiroo:20151107191949j:image



初めて手元に置いておきたい本を見つけた。



私の読書はいつも図書館で借りた本がメイン。
というか本屋で探して図書館で借りるみたいな使い方。



月に十冊以上は読むから、
さすがに全部買うことはできないし
一回読んだら読み返すことはほとんどなくて。


なんでみんな本買うんだろうって思ってたんだけど、
やっとその意味が分かってきた気がする。




自分のものにしたいくらい心を奪われた本、
ずっと近くにいてほしいくらい私にフィットする本、
そんな風にどうしても欲しくてたまらない本があるのだと思う。




江國香織さんの「日にあたる白い壁」は
私が初めて恋した本。


良い本、感動した本、好きな本、おもしろかった本はいっぱい出会ってきたけど、
この本はまさに恋しちゃった!

そんな風にしか言えないくらい、とってもとっても愛らしくてぎゅってしたくなる本。




江國香織さんのことばの美しさと絵画の魅力が
溢れ出してくるから、
ひとつひとつ丁寧にことばを拾っていきたくなる。

ゆっくりゆっくり味わって
ゆっくりゆっくりページをめくっていきたい本。

ずっとずっとページをめくっていたい本。