自尊心とプライド
人には必ず自尊心とプライドのどちらか、またはどちらも自分の中に存在する。
自尊心が大きければプライドは小さく、
プライドが大きければ自尊心は小さくなるという風に。
自尊心とプライド、似ているようで同じではない。
私の中の自尊心とプライドは
どういう割合で存在するのだろう。
私の中の自信は自尊心から来たもの?
それともプライド?自惚れなのだろうか?
自信心を持って主体的に歩むとは、
自分の思考を選択して自分の人生に責任をもち
自由意思をもった行動をすること。
行動を選択するのではなく
思考を選択する。
行動は思考があってのものだから。
今日これから家族に
私の良いところを10個ずつ教えてもらおうと思う。
そして私でも私の良いところを書き出す。
共通するところは事実として受け入れ、
思いもしなかったことは新しく認識していくことができる。
少しずつ私が良くなることをしていきたい。
自分を大切にすることは
相手を大切にしていくこと。
人を幸せにしたいならば
自分がまず幸せになること。
欲があるからこそ成長できる。
この本がそばにあるだけで幸せな気分になれる
初めて手元に置いておきたい本を見つけた。
私の読書はいつも図書館で借りた本がメイン。
というか本屋で探して図書館で借りるみたいな使い方。
月に十冊以上は読むから、
さすがに全部買うことはできないし
一回読んだら読み返すことはほとんどなくて。
なんでみんな本買うんだろうって思ってたんだけど、
やっとその意味が分かってきた気がする。
自分のものにしたいくらい心を奪われた本、
ずっと近くにいてほしいくらい私にフィットする本、
そんな風にどうしても欲しくてたまらない本があるのだと思う。
江國香織さんの「日にあたる白い壁」は
私が初めて恋した本。
良い本、感動した本、好きな本、おもしろかった本はいっぱい出会ってきたけど、
この本はまさに恋しちゃった!
そんな風にしか言えないくらい、とってもとっても愛らしくてぎゅってしたくなる本。
江國香織さんのことばの美しさと絵画の魅力が
溢れ出してくるから、
ひとつひとつ丁寧にことばを拾っていきたくなる。
ゆっくりゆっくり味わって
ゆっくりゆっくりページをめくっていきたい本。
ずっとずっとページをめくっていたい本。
秋の空をみて物思いにふけてみる
秋の空ってどうしてこんなにも綺麗なんだろう。
外に出るたび空を見上げて感心する。
すごいねぇ君って。
夏はもちろん冬も春も、空を見上げる機会ってそんなになかったのに、
今年の秋はなぜか空を無性に求めてしまうくらいの居心地のよさ。
空と太陽と雲の色ってこんなに混ざってたっけ。
でも混ざりすぎないこの加減がちょうどいい。
それぞれにちゃんと存在してるんだけど孤立してない感じ、ちゃんと馴染んでほどよく染まってる感じがいい。
北原白秋が春雲は綿の如く、夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如く・・・
って詠んでいて、
ああ、ほんとうにぴったりな表現だなと思う。
軽くて淡い、でも確かにある、そんななくなりそうでなくならない砂のような雲。
でも秋の夕暮れは短いから
あっというまに幸せな時間は終わってしまう。
もーっと眺めてたい。
時間よ止まれと好きな人にじゃなくて空に思う。
でもだからこそ明日が楽しみで
1日過ごしたあとに待ってるこの豊かな時間、
明日の空と太陽と雲を待ち遠しく思えるのって幸福なんじゃないかな。
さあ、明日の空はどんな空かな。